【速報】円安加速 1ドル=150円突破 去年10月以来約1年ぶり
円相場が先ほど、およそ1年ぶりに大きな節目となる1ドル=150円を突破しました。
3日の東京外国為替市場で、円相場は去年10月以来およそ1年ぶりに1ドル=150円台まで円安が進みました。
アメリカで製造業に関する経済指標が市場の予想を上回ったことなどを背景に、アメリカの金融引き締めが長期化するとの見方が広がる一方、日本では日銀が低金利を誘導する大規模な金融緩和策を続けていることから、日米の金利差の拡大が意識され、円を売ってドルを買う動きが強まりました。市場では為替介入への警戒感も強まってます。
またアメリカの長期金利が上がっていることで日本の長期金利も2日、およそ10年ぶりの高い水準になるなど上昇傾向となっています。
このため大手銀行が一斉に今月の住宅ローンの10年固定金利を引き上げるなど、影響が波及しています。