首都圏で今夜から雪…交通乱れるおそれ 気象庁と国交省が緊急呼びかけ
首都圏では13日夜から広い範囲で雪が降り、14日朝の通勤通学に影響が出る恐れがあります。気象庁と国土交通省は、3日前よりも雪の量が多くなるとして、無理な出勤は避けるよう緊急の呼びかけを行いました。
気象庁 気象監視・警報センター 足立勇士所長
「平地では、10日から11日にかけての大雪の時よりも降雪量が多くなる見込みです。連休明けの朝の通勤通学に影響を及ぼす恐れがあります」
国土交通省・朝堀泰明防災課長
「企業の皆様方におかれましても、通勤の抑制を積極的にご検討頂きますようお願い致します」
気象庁によりますと、首都圏では13日夜から広い範囲で雪が降る見込みで、14日朝にかけて、東京23区などの平野部でも8センチの雪が予想されています。雪は、気温が1℃前後と最も低い夜遅くから明け方に降るため、積雪が増え続ける可能性が高いということです。
このため、気象庁と国土交通省は緊急の呼びかけを行い、「14日朝は、積雪の影響で鉄道やバスなどの交通機関が乱れる恐れがある」として、可能な範囲で、午後からの出勤やテレワークなどに切り替えるよう求めています。