専門家会議「北関東と九州で感染者急増」
厚生労働省の専門家会議は、13日午前、感染状況について、年明けから「北関東と九州でも感染者が急増している」などと分析しました。
国立感染症研究所・脇田隆字所長「年明けになりまして中京圏・関西圏、北関東・九州でも新規感染者数が急増。入院待機をせざるをえないというような状況が増えてきている」
アドバイザリーボードは、年明けからの全国的な、急速な感染者の増加について、近距離の、帰省先での親戚との会食などが、要因と考えられるとしましたが、引き続き検討の必要があるとしました。
また、東京都内では、入院先などが調整中の人が急増していて、今月3日からの1週間は6000人あまりとなっていて、前の週から倍増しました。専門家は、「速やかに感染者数を減少させることが必要」として、改めて昼夜に関係なく、不要不急の外出を控えるなど求めました。