野生のイノシシが全国で相次いで出没しています。徳島県では住宅街に現れたイノシシに襲われ、6人がケガをする被害も出ています。

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福島・いわき市にある住宅で11日に撮影されたのは、4頭のイノシシです。庭の木の陰で地面を掘るような動きをみせていました。撮影した住人がフライパンなどで音をならすと、逃げていったということです。

野生のイノシシの出没は全国で相次いでいます。

9日、鹿児島・指宿市でも出没しました。市が捕獲を試み、市の職員がワナへと誘導しましたが、この日はイノシシに逃げられてしまいました。

同じく9日、徳島・小松島市では住宅街に現れたイノシシが男性を襲いました。

イノシシに襲われた男性
「小学生の男の子が『助けてー』と来て、後ろからイノシシが来たんですよ」

この日、小学6年生の児童を含む6人がケガをしました。

専門家によると、秋はイノシシの行動範囲が広がるため、突然の遭遇には注意が必要です。