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テレワーク増で?コンロ住宅火災が急増

2021年1月14日 14:30
テレワーク増で?コンロ住宅火災が急増

東京消防庁は、去年1年の火災件数を発表しました。外出自粛の影響などで、全体の火災件数はおよそ1割減少した一方、特にガスコンロによる住宅火災の件数が増加していて、在宅時間が長くなったことが要因とみられています。

去年1年間の東京消防庁管内の火災件数は、3688件と2019年に比べ、およそ1割減少しました。一方で、住宅火災は、2019年に比べ増加していて、火災原因としてはガスコンロの使用によるものが最多でした。

■去年1年間の火災件数(東京消防庁管内)
【住宅火災】
1550件(2019年比0.5%増)
【ガスコンロ】
384件(2019年比19.6%増)

新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛などで、自宅で調理する機会が増えたことが増加の要因とみられています。

ガスコンロのスイッチをつけたままで、テレワークやオンライン会議に参加したことで、火災になる例も複数あったということで、東京消防庁は注意を呼びかけています。