感染し自宅待機の70代男性死亡 神奈川
神奈川県は新型コロナウイルスに感染し自宅で待機していた70代の男性が自宅で死亡したと発表しました。保健所が業務のひっ迫のため本人と連絡をとるのに日数があいてしまったとしています。
自宅で死亡が確認されたのは神奈川県大和市の70代の男性で、今月9日、けがで医療機関に搬送された際、37.3度の発熱があり、抗原検査などを受けました。
軽症のため医療機関の指示で男性は帰宅しましたが翌10日、陽性が判明し、その際、医療機関が電話したときには本人につながったということです。
そして保健所は翌11日の夜に医療機関から新型コロナの発生届を受けましたが、男性に電話をかけたのは2日後の13日となり、その際、男性は電話に出なかったということです。
そして翌14日と翌々日の15日も電話に応答がなかったため職員が男性の自宅を訪問し室内で横たわっている男性を発見、死亡が確認されました。
神奈川県は男性への連絡が遅くなった理由について現場の保健所の業務がひっ迫し発生届の処理が滞った状態が続いているためとしています。