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巣ごもり“アイデア”不思議な容器の正体は

2021年1月20日 21:32
巣ごもり“アイデア”不思議な容器の正体は

巣ごもりが多くなる中、おうちで楽しめるグッズへのニーズが高まっています。家の中にいながら、まるで外出しているような気分になれるものなど、アイデアグッズが続々と登場しています。

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外は香ばしく中はしっとりと。濃厚なバターの風味が口いっぱいに広がるバームクーヘン。都内のバームクーヘンの専門店では19日から販売している商品が。

グレープストーン広報PR・合田周志郎さん「新登場したホットバームです」

それは、おうちで温めて食べるバームクーヘン。調理の仕方は簡単で箱のまま、電子レンジでチンするだけ。まるで出来たてのような美味しさをおうちで、楽しむことができるといいます。

合田周志郎さん「甘いスイーツを食べて、少しでもおうち時間を楽しく過ごしていただければなと」

チョコレートをつけたり、アイスクリームを添えたり、アレンジも楽しんでほしいということです。

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テイクアウトし、家で食事をする人が増える中、牛丼チェーンも、今月から新たなサービスを開始。店のタブレットには、注文した牛丼のほか、受け取り方法が書かれています。そして、そこには、駐車場受け取りの文字が。店内に入るのを躊躇する人向けに、駐車場まで届ける取り組みを始めたのです。

松屋フーズ事業推進部 チーフマネジャー・土屋和彦さん「(店内で)お客様同士の接触を気にされる方のために、サービスを始めさせていただきました」

注文は、提携しているサイトの専用のフォームから行い、車の色やナンバーもあわせて入力するといいます。

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おうち時間を充実させる取り組みは、ほかにも。都内の美術館では、日本画を鑑賞後に、展示品をモチーフにした和菓子を楽しむことができます。しかし、最近は。

山種美術館・山崎妙子館長「以前はやはりカフェで鑑賞したあとに、ゆっくりとお召し上がりになる方が多かったんですけれども、最近はテイクアウトする方も結構いらっしゃって」

美術館に足を運びにくい人に向けて始めたのが、おうちで日本画です。

山崎妙子館長「当館の所蔵品をもとに塗り絵を制作して、それをHP上で楽しんでいただけるように」

自宅で気軽に日本画に触れてほしいと、塗り絵をネットで公開。さらに画家や作品の解説が書かれた、図録の通販も行っているといいます。

山崎妙子館長「コロナで疲れた心をいやしていただくには、日本画の鑑賞は本当にぴったりなんじゃないかと思いますし。ご自宅でいろいろ楽しみながら、日本画に親しんでいただけたらと思っております」

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インテリア雑貨の店では、自宅で使えるアイデア商品が人気になっているといいます。

DULTON 自由ヶ丘店スタッフ・小平ヒカルさん「屋外でもご利用いただけるベンチなんですが、こちらの背もたれを上にあげていただくとテーブルが出てきますので」

テレワークをしている人に人気だというのは、机に早変わりするベンチ。さらに、プラスチック製の容器「キャリースナックタブウィズタンブラー」は、不思議な形をしています。どんなアイデア商品なのでしょうか。

実はこれ、飲み物とお菓子を片手で飲み食いできるタンブラー。おうちで手軽に映画館気分を味わえるとして、人気になっているということです。