市中感染か、渡航歴ない女児から変異株
新型コロナウイルスの変異株が、新たに渡航歴のない東京都の10歳未満の女児から検出されました。
厚生労働省によりますと、新たに新型コロナウイルスの変異株が検出されたのは、東京都に住む10歳未満の女児で、すでに感染が確認されていた40代男性の濃厚接触者です。
この男性が変異株に感染しているかは検査中ですが、女児も男性もイギリスの滞在歴はなく、海外滞在歴がある人との接触はないということです。
女児の変異株への感染は、都内で22日までに陽性が判明した1453検体を調べ確認されたもので、ほかには確認されなかったことから、厚労省は、「市中感染がおきた可能性はあるが、現時点では面的な広がりはない」としています。
また、イギリスから入国した都内の30代の女性からも変異株が確認され、国内で変異株が確認されたのは、これで50人となります。