亀井氏元秘書“克行被告から300万円を”
元法務大臣・河井克行被告の公判が1月25日に行われ、国会議員だった亀井静香氏の元公設秘書が現金300万円を受けとったと証言し、「案里被告を支援して欲しい、投票して欲しい、ということだと思います」と話しました。
25日の裁判には、起訴の対象となった中で最高額となる300万円の提供を受けたとされる国会議員だった亀井静香氏の元公設秘書が出廷しました。
元公設秘書は2019年の参議院選挙前の5月と7月に合わせて300万円を克行被告から受けとったと話し、趣旨について「案里被告を支援して欲しい、投票して欲しい、ということだと思います」と証言しました。
「使えないカネで、公職選挙法に抵触すると思いました」「政界の要人から渡されれば、断ることは出来なかった」と話し、「預からせていただきます」と伝えてカネを受け取ったと証言しました。
家宅捜索を受け、亀井氏にカネを受け取ったことを伝えたところ、「『バカモノ』とお叱りを受けました」と述べました。
【公判を追う】
河井夫妻・選挙違反事件 克行被告公判(1月25日)