克行被告裁判の証人「あぶないお金だと…」
元法務大臣の河井克行被告の裁判で、証人として出廷した広島県議が、克行被告の妻・案里被告から30万円を受け取ったことについて、「受け取ってはいけないお金、あぶないお金だと感じました」と証言しました。
27日の克行被告の裁判では、平本徹広島県議の証人尋問が行われました。
平本県議は、去年4月に行った県議選中の演説会に案里被告が来た後、「『河井案里さんから、断ったけどこれを渡された』と言って妻が白い封筒を差し出しました」「参議院選挙を応援して欲しいお金じゃないかなと思いました」と証言。
その上で、「受け取ってはいけないお金、あぶないお金だと感じました」「妻を巻き込んだことを大変腹立だしく思っております」と述べました。
克行被告は聞きながらメモをとったり、たびたび弁護士と相談したりする場面もありました。