円安で高騰…海外での心臓移植に5億円 1歳児家族らが支援訴え
1歳の娘の海外での心臓移植を希望する家族らが、円安の影響で手術費用が過去にないほど高騰し、5億円あまりが必要だとして支援を訴えました。
海外心臓移植を目指しているのは、1歳の佐藤葵ちゃんです。葵ちゃんは、生後、先天性心疾患と診断され、これまでに4回の手術を乗り越えてきました。
しかし、心臓のポンプ機能が低下し、必要な血液を送り出せなくなり、両親は、海外での心臓移植手術を決断しました。
ただ、保険は適用されず、去年であれば3億5000万円ほどとされた海外での手術費用は、円安やウクライナ侵攻などの影響でおよそ1.5倍に高騰し、医療費や渡航費などあわせて5億3000万円という過去に例のない金額が必要だといいます。
葵ちゃんの母・佐藤清香さん「本当にただ娘を、葵を助けたい。助けて欲しいそれだけです」
父・佐藤昭一郎さん「円安のせいもあり今回5.3億というとんでもない金額が必要になってしまっています。家族だけではどうにかできる金額ではなく、親としては娘の命を救いたい」
「あおちゃんを救う会」は、14日から募金を始め、3か月を目標に、心臓移植手術に必要な費用を集めたいとしています。
「あおちゃんを救う会」
電話: 03-6555-4571
メール: info@ao-sukuukai.jp
HP: https://ao-sukuukai.jp
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