楽しく接触避ける“おひとりさま”が加速!
コロナ禍で接触を避け、1人で楽しむ動きが広がっています。
仕事の合間に気晴らしにテニスに訪れたという男性。相手がいなくても、1人でテニスができるオートテニス場です。
「おひとりでゲーム相手を探す必要もないので、自分の好きな時間に好きなだけ、疲れたら休むというかたちでできるので、常連の方がたくさんいらっしゃいます」
コロナ禍でも、お客さんの数は減っていないといいます。感染対策として、冬でも窓は全開。“密”を避けながらも、体を動かすために1人で訪れる人が多いといいます。
生活スタイルも変わり、増えた1人の時間に街の人は――
小売業「いままで作らなかった料理とか、部屋の模様替えとか」
美容師「モルモットを飼い始めたので、愛を注いでます」
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複数の人で楽しむことが多いボードゲームでも…。
アークライト・刈谷圭司さん「(ボードゲームは)コロナで、いい意味で影響を受けていない」
10年ほど前から売り上げは毎年およそ20%ずつ伸びていて、コロナ禍でも継続して好調だといいます。
そして、ボードゲームにも1人用があります。
アークライト・刈谷圭司さん「(1人用は)自分のペースで遊べるので、人に気を使わなくていいし、マイペースに自分の時間を楽しむことができるという意味では、いい過ごし方なのかな」
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そして、自宅にいながら本格的な釣り体験もできます。
水槽に入っているのは、本物のコイと金魚。液晶の前にあるレバーを動かすと、水槽に設置された釣りざおが連動して動く仕組みで、遠隔操作で釣りができるといいます。
現実の魚の引きを、離れたところで体験できるのが魅力で、将来的には自宅にいながら楽しめるよう開発が進められています。
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さらに、スマホなどでできる「1人カラオケ」アプリも登場。採点機能がついていて、家で過ごす時間が増えたこともあってか、利用者が4割ほど伸びているといいます。
エクシング・天野志保さん「ご自宅ですと、人目をまったく気にする必要がないので、踊ってみたりとか、ご自分の好きなように」
増える1人時間を有効に過ごそうという動きが広がっています。