東京「ワクチンチーム」医師会などと調整へ
新型コロナウイルスのワクチン接種に向け、東京都は、市区町村や医師会などと調整や情報共有を行う「ワクチンチーム」を立ち上げました。
東京都・梶原洋副知事「ワクチンは極めて有効な手段である、ゲームチェンジャーであるというふうに考えております。住民の方への速やかな接種体制を構築する事が何よりも必要でございます」
ワクチンチームの初回会合には、東京都医師会や市区町村の職員らが参加し、準備状況などについて情報交換を行いました。
東京都では、ワクチンが承認されれば、春から高齢者などへの接種を始める予定ですが、接種のための会場や医師、看護師などの確保が急務となっています。
会合では、島しょ部からは、ワクチンの輸送面での課題が示されたほか、23区からは、接種対象者も多いため、都が医療スタッフの確保を調整してほしいとの意見が出されました。
東京都のワクチンチームは、混乱なく接種ができるよう、今後、準備を本格化させます。