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市役所職員偽り、融資で2800万円詐取か

2021年2月5日 15:05
市役所職員偽り、融資で2800万円詐取か

市役所職員と信じ込ませ、銀行から住宅ローン融資の名目で2800万円をだまし取ったとして、46歳の男ら2人が逮捕されました。

警察によりますと、職業不詳の古平朋宏容疑者と会社経営の皆川敦子容疑者は、共謀の上、2016年、地方銀行に皆川容疑者が埼玉県内の市役所職員であると信じ込ませ、住宅ローン融資の名目で2800万円をだまし取った疑いがもたれています。

2人は皆川容疑者の健康保険証や源泉徴収票などを偽造し、地方銀行に15年ローンで融資金を申し込んでいたということです。融資金は中古住宅の購入に使われていました。

調べに対し、古平容疑者は容疑を認め、皆川容疑者は「身分証などの偽造は古平が勝手にやった」と容疑を否認しているということです。警察は2人の関係や犯行の動機などを詳しく調べています。