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英製薬大手が申請 初の国内製造ワクチンへ

2021年2月5日 22:57

イギリスの製薬大手「アストラゼネカ」は5日、新型コロナウイルスのワクチンについて厚生労働省に承認申請しました。国内で2例目の承認申請になります。

承認申請された「アストラゼネカ」のワクチンは、国際的な臨床試験ではおよそ76パーセントの有効性が確認されたということで、日本国内で行われた初期の臨床試験の結果については3月中に追加で提出するとしています。

田村厚労相「最優先で審査いただくということですので、なるべく早く審査結果というのも我々は期待しております」

一方、政府は来月までに3000万回分のワクチンの供給を受ける契約を結んだとしていましたが、田村厚労相は供給時期について問われると、「今年上半期までに、接種対象の国民分を確保することを目標にしているので、我々としては供給をお願いしていく」と述べるにとどまりました。

アストラゼネカのワクチンは一部が兵庫県で製造される予定で、承認されれば、初めて、国内で製造される新型コロナワクチンとなります。