韓国 英製薬大手ワクチンの認可審査に着手
韓国政府は4日、イギリスの製薬大手が開発した新型コロナウイルスのワクチンについて、認可審査を始めたと発表しました。来月末、医療関係者などから接種を目指す方針です。
韓国の医薬品の管理部門は4日、イギリスの製薬大手、アストラゼネカなどが開発した新型ウイルスのワクチンの認可申請を受け付け、審査に着手したことを明らかにしました。
審査には通常180日以上かかりますが、40日以内の完了を目指すということです。
保健当局は来月末、医療関係者や施設に入居する高齢者から接種を始めたいとしていて、今月中に具体的な接種計画を発表する方針です。
韓国ではワクチンの調達が遅れているとして文在寅政権への批判が続いていましたが、他社からの供給も合わせると全人口を上回る5600万人分の契約が年末までに完了しています。