大野知事「市中感染前提とせざるを得ない」
新型コロナウイルスの変異株に感染した人が相次いでいる埼玉県の大野知事は、市中感染を前提とせざるを得ないと述べ、国に情報提供を求めました。
大野知事「本県でも22例変異株が確認されていますが、初発患者の感染経路はわかっておらず、すでに市中での感染を前提とせざるを得ないと考えています」
埼玉県は5日、11人が変異株に感染したと発表しましたが、うち10人は同じ施設の関係者で集団感染が起きたとみられています。
大野知事は、変異株の感染力の特性や後遺症などの情報を迅速に提供するよう国に求めました。