ベビーカー前輪にヒヤッ!駅ポスターが話題
京王電鉄のホームにはられたポスターが今、SNSなどで話題になっています。そこには――『車掌目線で失礼します。ベビーカーの前輪がサッて出てくるの…実はヒヤッ!とするんです。』
乗客が押して降りるベビーカーの前輪に「ヒヤッ!」としてしまうといいます。
京王電鉄・広報部、原明日香さん「前から降りる方が多いなというのは乗務員も目に付いたと聞いています」
小さなベビーカーの前輪。電車とホームの隙間に挟まり、動かなくなってしまう危険もあるといいます。
実際に街で聞いてみると――「前から行ったときに引っかかってしまって間に挟まってしまって怖い思いをしたので」「隙間や段差が結構多いのと、このベビーカー自体が重いので、隙間にはまらないようにするのが結構大変です」
ベビーカーの前輪が挟まり、危険を感じたことがあるという人もいました。では、どうやって電車から降りるのが安全なのでしょうか?
京王電鉄・広報部、原明日香さん「後ろから降りていただきますと、(子どもの)体重を支えやすく転倒のリスクが低くなる」
保護者が先に降り、ベビーカーの車輪を浮かせて降ろすようにすると安全だといいます。
街では――「前輪だと持ち上げるけれど、後輪はちょっと上げればできる。後輪(から降りる)の方がいい気がします」
京王電鉄・広報部、原明日香さん「絶対にこういうふうに降りてくれというわけではなく、少しでも後ろから降ろすとなるとお子様も前に倒れづらくなると思いますので、可能な限りでこの降り方をしていただければ」
子どもの体が前に倒れないためにも後ろから降りることを提案しているということです。