森会長が辞任表明…川淵氏は“後継”辞退
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森会長が12日、正式に辞任を表明しました。森会長から後任として指名されていた川淵三郎氏は辞退したことを明かしました。
森会長「オリンピックを開催するための準備に私がいることが妨げになるということであってはならないと思います」
森会長は、12日に行われた臨時会合の冒頭で、「83年の歴史でなさけないことを言った。迷惑をかけた」と謝罪し、辞任を表明しました。
女性蔑視発言については「女性をたたえてきたし、男性より女性に発言してもらうよう絶えずすすめてきた」「女性蔑視という気持ちはない」と改めて釈明しました。
一方、後任に意欲を見せていた川淵三郎氏をめぐっては、「辞任する森会長が後継に指名するのはおかしい」との批判の声が上がっていましたが、川淵氏は12日、「マスコミをにぎわせたことに対し心が痛む」とし辞退する考えを示しました。