宮城県内で50人以上ケガ 文化財にも被害
13日午後11時すぎ、福島県と宮城県で、最大震度6強を観測した地震で、宮城県内では50人以上がケガをし、文化財にも被害が出ています。
宮城県内では、県南部の蔵王町で震度6強、ミヤギテレビがある宮城野区も震度5強を観測しました。
気象庁によりますと、宮城県内での震度6強は、2011年4月7日以来です。
消防によりますと、14日午後5時現在、宮城県内では、階段を踏み外すなどして、少なくとも55人がケガをしました。
記者「仙台市青葉区にある伊達家ゆかりの瑞鳳殿です。50体近くあるでしょうか、墓石、灯篭が地面に散乱しています」
記者「丸森町大内地区です。こちらの道路では昨夜の地震で、崖崩れが発生していて、いまも土砂の撤去作業が行われています」
記者「仙台市内のアリーナでは、複数箇所にわたって天井の断熱材が落下しています」
さらに、太白区のアパートでは、2階の通路部分が崩れました。住人によると、ケガ人はいなかったということです。
仙台管区気象台は、今後1週間は震度6強程度の地震に注意を呼び掛けています。