オリパラ組織委、医療機関とコロナ対策会議
東京オリンピック・パラリンピックの大会組織委員会は14日、大会の延期後初めて、新型コロナウイルス対策について医療機関との会議を行い、追加で必要となる人員などについて説明しました。
会議は、選手や観客に対応をする医師などが参加し、オンラインで行われました。組織委員会からは、4月から始まるテストイベントへの協力や当初の予定に加えて人員の追加をお願いしました。人員を出してくれる病院に対し、大会協力金を支払う準備を進めていることも説明されました。
これに対し医療関係者からは、選手へのPCR検査の仕方などに質問が相次いだということです。
一方で、観客に対するコロナ対策については質問は一切出なかったということで、ある組織委員会の担当者は「医療関係者は現状のコロナ対応で手一杯。まだオリンピック全体の対応までは考えられないようだった」と話していました。