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震度6強の相馬で大雨警戒 市民の不安続く

2021年2月15日 17:45
震度6強の相馬で大雨警戒 市民の不安続く

13日夜、福島県沖を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生し、福島県では最大震度6強を観測しました。その福島県内では現在、沿岸部の一部に土砂災害警戒情報が出されています。震度6強の揺れに見舞われた相馬市から中継です。

相馬市は、10年前の大震災では津波の大きな被害を受けた場所です。午後から雨が本降りになってきて、1時間ほど前からは風も強くなってきました。

そして福島県内の、相馬市から南にあるいわき市と広野町では、土砂災害警戒情報が出されています。地盤が普段より悪い状態になっていますので、土砂災害がいつ発生するかわかりません。

そして、いま敷地を借りている興仁寺では、13日の地震で屋根が倒壊してしまい、大雨に備え、15日朝からブルーシートで覆っています。このように市民も不安を募らせています。

相馬市の防災備蓄倉庫では午前9時から、地震で被害を受けた市民にブルーシートが配られました。

相馬市民「雨漏りすると困るので、ちょっと心配ですね」

福島県で被害を受けた人は、これからの大雨に加えて、余震にも不安な日々が続いています。