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橋本聖子新会長始動「誇りに思える大会に」

2021年2月19日 17:53
橋本聖子新会長始動「誇りに思える大会に」

東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の新会長に就任した橋本聖子氏は、初日から精力的に動きました。東京オリンピック開幕まであと5か月。組織委員会の職員を前に「誇りに思える大会にしていかなければいけない」と決意を語りました。

会長就任から一夜明け、19日朝から精力的に活動する橋本聖子新会長。午前中には、自民党本部で二階幹事長と会談。

橋本聖子会長「しっかりと、がんばってやるようにと」

すると。

「おめでとうございます」
「うれしいです」

自民党議員から祝福を受け、写真撮影に応じます。

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午後1時半には、拍手で大会組織委員会の職員に迎えられました。

橋本聖子会長「私自身にとっては、この大変大きな東京大会の組織委員会の会長を受けさせていただくということは、私にとっては、とてもとても大きなものであるというふうに思いまして、私自身で本当にできるのかという、実は迷いも正直ありました。ただどのような状況であっても、私自身はオリンピアンであり、そしてアスリートの立場に立って、いま、何をすべきかということを考えたときに、立場は変わっても、この東京大会を国民の皆様方に信頼して、そして安心して東京大会をやってよかったと思ってもらえる大会にすること、それが私にとっての務めであるとすれば、大臣を辞してでも意味と価値のあるものだと決意しまして、この東京大会の組織委員会の会長に、就任をさせていただいたところであります」

東京大会開幕まであと154日。コロナ対策など、課題は山積ですが…。

橋本聖子会長「どのような状況であっても、困難というものは必ずどの人生の中にもあると思います。私自身も、たくさんの病気を経験して乗り越えさせていただきました。でもその先には一生懸命にがんばり、そして、しっかりと先を見据えて、乗り越えようとするその壁が高ければ高いほど、達成をしたときの自分自身の財産というものがよりすばらしいものになるんだ、という経験を少しではありますけど、私自身経験をしてきました。東京大会をやりとげた、組織委員会のメンバーだったからこそという、誇りに思える大会に、私はなんとしてもしていかなければいけないと強く思っています」

午後3時すぎには、オリンピック・パラリンピック担当大臣の後任に決まった丸川珠代新大臣に引き継ぎを行いました。

そして午後4時、再び自民党本部に姿を見せた橋本会長。

橋本聖子会長「菅総裁と話をさせていただきまして、自由民主党の籍を離党させていただきたいということで、いま、幹事長に離党届を出させていただきました」

午前中は離党しない考えを示していましたが、一転して離党を決めました。

橋本聖子会長「多くの皆様の声を聞かせていただいた中で、ここはやはり、しっかりと公正公平な立場で東京大会を運営していかなければいけないというふうに思いまして、離党を決意した次第です」

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