アメリカのコロラド州で旅客機がエンジントラブルを起こし、機体の部品が住宅街に落下する事故がありました。この事故を受け、国土交通省は、同じタイプのエンジンを搭載した航空機について、対策の必要性を検討する間は運航を停止するよう航空会社に指示しました。

国土交通省は去年１２月、那覇空港に緊急着陸した日本航空機のエンジントラブルを受けて、同じタイプのエンジンを搭載した航空機を運航する日本航空と全日空に対し、点検頻度を引き上げるよう指示しています。

しかし、今回のユナイテッド航空のエンジントラブルが、再び、同じタイプのエンジンだったことから、追加の対策の必要性を検討する必要があるとして、その間は該当する航空機の運航を停止するよう２社に指示しました。

該当する航空機は、日本航空で１３機、全日空で１９機ありますが、事故を受けてすでに運航停止しており、２２日の便に影響はないということです。