４日正午ごろ、那覇空港を出発した日本航空機がエンジントラブルのため引き返し、緊急着陸しました。

那覇空港事務所などによりますと、午前１１時４５分に那覇空港を離陸し羽田空港に向かっていた日本航空９０４便について、パイロットから管制官に「第１エンジンのトラブルのため引き返したい」と通報があったということです。９０４便は午後０時２３分に那覇空港に緊急着陸し、けが人はいませんでした。

国土交通省によりますと、左のエンジンのファンブレードと呼ばれる部品とエンジンのカバーの破損などが確認されたということです。

乗客「寝てて、そしたらドカン！って。遺書とか書こうとおもっていたんですけど、それぐらい緊迫していて、すごい怖かったです」

国交省は事故につながりかねない航空重大インシデントと認定し、国の運輸安全委員会が５日、事故調査官を現地に派遣する予定です。