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JAL機緊急着陸 損傷した部品を解析へ

2020年12月7日 11:54
JAL機緊急着陸 損傷した部品を解析へ

今月4日、那覇空港に緊急着陸した日本航空機のエンジントラブルについて、国の運輸安全委員会は現地調査を終え、今後、損傷した部品を詳しく調べるなどして、原因を究明することにしています。

今月4日、那覇発・羽田行きの日本航空904便がエンジントラブルのため那覇空港に引き返し、緊急着陸しました。5日に現地入りした国の運輸安全委員会は、6日までに整備士らの聞き取りを終えたほか、左側のエンジンの「ファンブレード」と呼ばれる羽根の一部が破損していたことや、エンジン内部の傷などを確認したということです。

運輸安全委員会・日下順詞航空事故調査官「内視鏡検査において、(エンジンの)内部にも損傷は認められました。これは現段階のところでは二次的な損傷であるかなという感じは受けております」

運輸安全委員会は今後、左エンジンから取り外した「ファンブレード」やエンジン本体を研究施設で分解するなどして、原因を究明することにしています。