NZ地震10年、専門学校で追悼式 富山市
日本人28人を含む185人が犠牲となったニュージーランド南部の地震から22日で10年となり、生徒12人が犠牲となった富山市の富山外国語専門学校では、地震が発生した日本時間の午前8時51分に、参列した遺族や学校関係者が黙とうをささげました。
娘・佳世さん(当時19)を失った金丸直弘さん(62)「私たちは19歳の娘のままなんですよ、ずっと。そこから時間が止まっている。どこかで会えないのかなと」
娘・沙希さん(当時19)を失った横田政司さん(65)「(ビル倒壊なければ)ことし娘が29歳、誕生日が来ると30歳、追い求めています、街に出るたびに、どこに行くたびに、どこかにいないかと見つけるのに一生懸命。孫もいるだろうし、結婚もしているだろうし、それを追い求めて、追い求めて、やっと10年が過ぎました」
娘・めぐみさん(当時19)を失った堀田和夫さん(66)「(法的)責任ということに関して追及していかないと、親としてこれがしてやれるのは我々しかいない」