無意識の偏見とは?女子大学生×男子中学生
女子大学生と男子中学生が「ジェンダーバイアス」について考える新しい試みを行いました。
「あなたにとってプリンセスらしいプリンセスは?はいどうぞ!」
「かわいい」
「かわいい、確かに」
「きれいな髪の毛がある」
24日、東京・世田谷区にある昭和女子大学の学生と、男子校である駒場東邦中学校の生徒によってオンラインで開催されたのは「アンコンシャスバイアス=無意識の偏見」について考えるプロジェクトです。
「無意識の偏見」とは「男は泣いてはいけない」「女だから控えめに」のように、知らず知らずのうちに身についてしまっている男女のイメージなどです。
このプロジェクトは女子大学の学生と男子校の中学生という、普段あまり接点のないグループが話し合うことによって、自分とは違う考え方に触れ、視野を広げることを目的に開催されました。
初回となった今日は「プリンセスキャラクターの変遷」と女性大統領のパートナーである男性を意味する「ファーストジェントルマン」の2つのトピックを通じて、自分自身に「無意識の偏見」がないか話し合われました。
プロジェクトに参加した中学1年生「男だから働かないといけないとか、女性だから家事をしないといけないとか、若干…というか結構自分の中にあったので認識が変わりました」
昭和女子大学3年・貴戸優実さん「性別とか人種とか気にせず多様性を認めた考え方ができるきっかけになればなと思います」
このプロジェクトは今後毎年行われ、3年後には共同で成果を報告するということです。