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自宅療養者の健康観察仕組み見直し 神奈川

2021年2月26日 21:54
自宅療養者の健康観察仕組み見直し 神奈川

神奈川県は、新型コロナウイルスの患者が自宅療養中に死亡したケースが起きたことを踏まえ、自宅療養者の健康観察の仕組みを見直し、地域の看護師や医師が対応できるようにすると発表しました。

神奈川県ではこれまで、自宅療養の患者については、県が一括して管理し、LINEやAIを用いた安否確認システムなどを用いて、最も多い時で5000人を超える自宅療養者を管理していました。しかし、自宅療養者の容体が急変して死亡したケースもあり、健康観察の方法が課題となっていました。

県は今後、重症化するリスクの高い自宅療養者については、各地の訪問看護ステーションや医療機関と情報を共有して、訪問や診療にあたる取り組みを始めると発表しました。自宅療養者の入院の判断などをより迅速に行うことが可能になるということです。