福島第一原発3号機 核燃料取り出し完了
福島第一原発3号機で進められていた核燃料の取り出しが、28日に完了しました。
福島第一原発では、本格的な廃炉に向け原子炉建屋から使用済みの核燃料などの取り出しを進めていて、4号機は2014年に作業を終え、2019年からは3号機で取り出しを始めました。
3号機の建屋は線量が高く、作業は遠隔操作で進められ、28日午後に貯蔵プールにあった566体の核燃料すべてを敷地内の別のプールに運び終えました。
1号機と2号機にはあわせて1007体の核燃料が残されていて、東京電力では3号機での取り出しで得た技術も取り入れ、作業を進めていくとしています。