“公選法違反”元法相・河井克行被告が保釈
去年6月から東京拘置所で勾留されていた衆議院議員で、元法相の河井克行被告がおよそ9か月ぶりに保釈されました。保釈金は5000万円です。
2019年の参議院選挙をめぐる買収事件で、公職選挙法違反の罪で起訴されている河井克行被告が、3日午後9時すぎ、東京拘置所から保釈されました。
克行被告は拘置所を出た後、マスクを外し、カメラに向かって深々と一礼しました。
5回目の保釈請求に対して3日、東京地裁は保釈を認め、保釈金5000万円は現金で納付されました。東京地裁は、地元議員らの証人尋問が先月終わり、証拠隠滅の懸念が少なくなったことや、今月23日から克行被告に対する被告人質問が行われることなどを考慮して保釈を認めたとみられます。