八王子で39.1℃…関東各地で体温を超える危険な暑さに 熱中症の危険“極めて高く”
関東では12日(水)も朝から強烈な日差しが照りつけて、都心も午前中から35℃を超えました。体温を超えるような危険な暑さになっている所もあり、熱中症には厳重な警戒が必要です。
12日(水)も、関東では朝から強烈な日差しが照りつけました。さらに、関東の上空1500メートル付近には、21℃以上の非常に暖かな空気が流れ込んでいるため、各地で気温がぐんぐん上昇しました。
東京都心では、午前8時前に30℃を突破。その後、午前11時10分には35.1℃を記録し、今シーズン2回目の猛暑日となりました。
午後2時10分までの最高気温は、東京の八王子で39.1℃と今シーズン全国でもっとも高い気温を記録したほか、練馬で38.6℃、さいたま市で38.5℃、東京都心でも37.4℃など、各地で体温を超える危険な暑さとなっていて、関東にある気温の観測所42地点で35℃以上の猛暑日となっています。
■熱中症の危険“極めて高く”
この暑さによって、各地で熱中症の危険が極めて高くなっています。炎天下の中では、不要不急の外出はなるべく控え、できるだけ涼しい屋内で過ごすようにしてください。そして屋外で作業などをされる方は、こまめに涼しい場所で休憩をとり、水分だけでなく塩分も補給するようにしてください。
また、めまいや頭痛、吐き気、筋肉のけいれんなど、熱中症の初期症状がみられた場合には涼しい場所で体を冷やすようにしてください。そして、呼びかけに反応がない、意識混濁などの症状がみられる場合には、ちゅうちょせず救急車を呼ぶようにしてください。