命に関わってくるような危険な暑さが続いています。11日（火）の東京都心の最高気温は34.3度、練馬では2日連続で35度を超え、全国の57の地点で35度以上の猛暑日となりました。

暑いのは昼間だけではありません。夜の気温も高いです。午後7時50分の都心の気温は29度もあります。ビルやアスファルトに囲まれている都会は夜も気温が下がらないという事が特徴です。昼だけではなく、夜の熱中症にも警戒してください。

この危険な暑さはしばらく続きそうです。

週間予報を見ると、東北南部から西日本にかけては、この先1週間も30度以上の夏日が続き、35度を超える日も多いでしょう。また、14日（金）から15日（土）以降は晴れマークが並び、このあたりでそろそろ梅雨明けの発表があるかもしれません。

12日（水）も、全国的に大気の状態が非常に不安定で広い範囲で雨が降るでしょう。特に、北陸や東北の日本海側では雷を伴い激しく降りそうです。

予想雨量は、12日夕方までの多いところで、東北や北陸で120ミリとなっています。

また、記録的な大雨となった九州北部では、今後は少しの雨でも土砂災害が発生する恐れがあります。引き続き、注意が必要です。