公園トイレに小学生が一時閉じ込め 豊島区
14日午後、東京・豊島区で公園にあるトイレに小学生が一時閉じ込められる事故があったことがわかりました。いたずら防止のために決まった時間に扉を施錠する事業者が、中に人がいるかを確認せずに、施錠していたということです。
豊島区によりますと、14日午後5時ごろ、公園内に設置されているトイレを利用していた小学校低学年の児童が、15分ほど中に閉じ込められました。このトイレは、夜間のいたずら防止のために毎日、午後5時から6時の間に区から委託を受けた事業者が扉を施錠することになっていて、14日も施錠作業が行われましたが、その際、作業員が中に人がいないか声掛けなどの確認作業をせずに施錠をしたため、児童が中に閉じ込められたということです。
一緒に公園を訪れていた保護者が気づき、自宅から持ってきたドライバーで扉を開け、児童を救出したということです。児童にけがはありませんでした。
豊島区は、「施錠にあたっての手順を厳格化し、必ず声掛けと目視により確認してから施錠することを徹底してまいります」とコメントしています。