食肉用鶏の鳥インフルエンザ感染を確認、今季全国初 北海道・厚真町
北海道厚真町の農場で飼育されている食肉用の鶏が高病原性鳥インフルエンザに感染していることが確認されました。今季、全国で初めてとなります。
高病原性鳥インフルエンザに感染した食肉用の鶏が見つかったのは厚真町の農場です。
16日午後5時ごろ、「鶏が120羽死んでいる」と通報がありました。
17日朝、遺伝子検査を実施したところ、高病原性鳥インフルエンザであることが確認されたということです。感染が確認されたのは今季、全国で初めてとなります。
鈴木直道北海道知事「これ以上のまん延の防止に向けて、万全の態勢を整えていただく」
北海道は、この農場で飼育している食肉用の鶏、およそ1万9000羽の殺処分を決定しました。
また、この農場周辺の半径10キロメートル圏内の鶏の移動や搬出を制限するなど、防疫態勢を強化しています。