■最新作…早く“一狩り”したくて

２６日午前９時すぎ、都内の家電量販店では開店を待つ多くの人の列ができていました。店員が「１０分前のオープンを予定しておりますので」とアナウンス。お目当ての『モンスターハンター』最新作を購入した人に聞きました。

学生
「もう…、はやる気持ちが抑えられなくて」
会社員
「仕事がお昼休みなので、合間を縫って購入しに来ました。夜に向けて気持ちを高めながら仕事します」
２人組
「（今日は）ご飯食べずに、“一狩り”いきます」

■有給希望の社員が多く…休暇に

カプコンによると、『モンスターハンター』のシリーズ累計販売本数６６００万本（去年１２月末時点）。「一狩りいこうぜ！」がキャッチコピーです。

有給希望の社員が多いことを受け、会社全体を休暇にしたところもあります。社員向けに「仕事に集中できないことが想定されるため、『モンハン休み』とし、休暇とする」とお知らせを出しました。

ネット上でも話題に。「モンハン休暇のため有給！」「会社でモンハン休暇をとった社員を４、５人確認」とツイッターに上がっていました。

■軽いノリ　「ゲーム休暇」実現

仕事の合間に買いに行ったという女性が勤める、名古屋市のイラスト制作会社では、社内に「休暇のお知らせ」という貼り紙がありました。急きょ、２９日を「いままでやったことのないゲームをやる日」として休暇にしました。「なお、出勤した社員は懲戒免職とする」というユニークな備考も。

女性
「（会社の）代表に『うちはそういう（ゲーム）休暇はないんですかね』って軽くノリで聞いてみたところ、『じゃあつくろうか』っていうようなノリで。（ゲーム休暇は）メリハリがつくのかなって。活力といいますか、好きなことをやれてる分、『じゃあ仕事も頑張ろう』っていう風にできるので」

（３月２６日『ｎｅｗｓ　ｚｅｒｏ』より）