コロナ影響…2月の有効求人倍率1.09倍
今年2月の有効求人倍率は、前の月より0.01ポイント低下し1.09倍でした。
厚生労働省によりますと、仕事を探す人1人に対して求人がいくつあるかを示す2月の有効求人倍率は1.09倍で、前の月より0.01ポイント低下しました。
新規求人については、前の年の2月と比べると14.6%減少していて、特に、宿泊、飲食サービス業では41%の減少となるなど、依然として、新型コロナウイルスの影響で厳しい状況が続いています。一方、建設業では感染対策のための設備改修工事が増えるなどして、10.0%の増加と、3か月連続で上昇しています。
一方、総務省統計局によりますと、2月の完全失業率は前の月と変わらず、2.9%でした。男性が0.1ポイント改善した一方、女性は0.2ポイント悪化しています。