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有効求人倍率1年間平均 45年ぶり下げ幅

2021年1月29日 10:41
有効求人倍率1年間平均 45年ぶり下げ幅

仕事を探す人1人に対して求人がいくつあるかを示す有効求人倍率の去年1年間の平均が、1975年以来45年ぶりの下げ幅で低下しました。

厚生労働省によりますと、有効求人倍率の去年1年間の平均は1.18倍となり、前の年より0.42ポイント低下しました。低下した幅は1975年以来45年ぶりの大きさとなっています。宿泊業、飲食サービス業の新規の求人数が大きく減少するなど、新型コロナウイルスの影響が出ています。

また、去年12月の有効求人倍率は1.06倍で、2か月連続で上昇となった前の月と同じ水準となっています。

一方、総務省統計局が発表した12月の完全失業率は、前の月から変わらず、2.9%でした。男女別では、男性が0.1ポイント改善して3.1%だったものの、女性は0.3ポイントと大幅に悪化して2.7%となっています。