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感染急拡大……大阪「まん防」国に要請へ

2021年3月31日 14:34
感染急拡大……大阪「まん防」国に要請へ

全国の感染者数は再拡大の傾向にあり、30日は2000人超で今月最多になりました。全国最多の感染者数となり、急拡大している大阪は「まん延防止等重点措置」を要請する方針。都内では初の死者が出た変異株の拡大が懸念され、病院で解析準備が始まりました。

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■「密」対策 宝塚で聖火リレーで
兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校では30日朝、合格発表が行われました。去年に続き、感染対策として校内掲示は行わず、ホームページ上での発表に。。学校には、競争倍率17.4倍の難関を突破した未来のタカラジェンヌ40人だけが集まりました。合格者は「よかったー!」と抱き合い、「最後のチャンスだったので、合格できて本当にうれしいです」と喜ぶ声が聞かれました。

一方、東京オリンピックの聖火リレーは7日目を迎え、群馬県内を走りました。太田市内の会場では、多くの人がスマホを向ける先に、ラグビーの堀江翔太選手がいました。来場者には事前に張られたテープの上に並んでもらうなど、密を回避する対策が取られていました。「ランナー通過後も移動することなく、その場でご観覧ください」というアナウンスがなされましたが、ランナーを追いかけて密になる場面もありました。

■全国的に拡大傾向 急増の大阪は
コロナは再び拡大傾向にあり、全国の感染者は30日、3月で最も多い2087人となりました。亡くなった人は33人確認されています。

全国で最も多い432人の感染を確認した大阪府の吉村知事は「感染急拡大のフェーズに入っていると思います」という認識を示しました。400人超えは約2か月ぶりで、先週火曜日(23日)の183人と比べても2倍以上に増えています。

注目されるのが、「まん延防止等重点措置」、いわゆる「まん防」の要請についてです。
吉村知事
「この1週間で急激に増えてきているという時には、速やかに判断すべきではないかなと(思います)。病床についても非常に危ぐしています。必ずひっ迫してくる危機感もあるので、『まん延防止等重点措置』が必要ではないかなと考えています」
今週中に国に要請する方針を示しています。

兵庫県では176人の感染が判明していて、2か月ぶりに170人を超えました。

■東京も増加 11日連続で前週超え
東京の感染者は364人が確認されました。11日連続で前の週の人数を上回り、増加傾向が続いています。亡くなった人は10人です。このうち70代の男性は変異ウイルスに感染していて、変異ウイルスの死者は都内で初。男性は市中感染の可能性が高いといいます。

都内でも変異ウイルスの拡大が懸念される中、昭和大学病院では、変異ウイルス患者が1人入院しています。感染拡大に備え、病院で変異ウイルスの解析の準備をしていました。

相良博典院長
「変異株が多くなってきた時には、非常に爆発的に増えてくる可能性もあるんじゃないかと危ぐしています。(変異株は)個室対応になるので、また別に部屋を作らなければいけないことになります」

2月中旬には1桁まで減っていた患者が、今は12人になっています。
相良院長
「30日も若い方2人が入院してきていますので、やっと落ち着いてきたかなと思っていたところで、また患者さんが増えてきています」

(3月30日『news zero』より)