“まん延防止”地域の人出 減少傾向
「まん延防止等重点措置」の適用が決まった大阪、兵庫、宮城の繁華街の1日夜の人出は、1週間前と比べて減少傾向にあることが分かりました。一方、東京都内の人出は、多くの地点で増加傾向にあります。
政府は1日、大阪市、兵庫県の神戸市、尼崎市、芦屋市、西宮市、宮城県の仙台市に対して、「まん延防止等重点措置」の適用を決定しました。
これら地域の繁華街の1日午後9時台の人出は、携帯電話の位置情報の解析によりますと、1週間前と比べて、宮城県仙台市の国分町でマイナス19.3パーセント、兵庫県神戸市の三ノ宮駅でマイナス17.8パーセント、大阪市の梅田駅でマイナス14.3パーセントとなるなど、減少していたことが分かりました。
一方、緊急事態宣言の解除後、最も多い475人の感染が確認された東京都内では、上野駅で15.8パーセント、渋谷センター街で13.4パーセント増えるなど、データが公開されている18地点のうち14地点で増加しています。