IR汚職 証人“ようかん袋に300万円”
衆議院議員の秋元司被告らの裁判で8日から証人尋問が始まり、贈賄の罪で有罪が確定した中国企業の元顧問が秋元被告に現金を渡したと話し、「日本でのIR進出で後押しをして欲しいという意味だった」と証言しました。
衆議院議員の秋元司被告らの裁判に、カジノを含むIR・統合型リゾート施設への参入を目指していた中国企業の元顧問が証人として出廷しました。
元顧問の男性は議員会館のトイレの個室でようかんが入った袋に現金300万円を入れて、議員会館の事務所で「陣中見舞いです」と言って渡し、「IR担当の秋元先生に日本進出の後押しをして欲しいという思いからだった」と証言しました。
また、秋元被告以外にも参入のために複数の国会議員にカネを渡そうと考え、議員本人や秘書などにカネを渡したと述べました。