羽田空港で大地震想定の訓練 外国人観光客の受け入れ再開前に
外国人観光客の受け入れ再開を前に、羽田空港で大地震発生を想定した大規模な訓練が行われました。
26日の訓練は、国土交通省や航空会社など88機関、およそ300人が参加し、震度6強の地震が発生した想定で羽田空港の国際線ターミナルで行われました。
出国手続き中の客をすみやかに安全な場所に誘導するため、日本語や英語のほか、中国語、韓国語の4か国語で案内していました。
また、新型コロナ対策としてひとりひとり検温し、発熱者を専用スペースで待機させる実習も行われました。
外国人観光客の受け入れは来月にも再開される見通しですが、高橋東京国際空港長は、「海外からの客が増えるので万全の体制で迎えたい」と話しています。