高齢者対象ワクチン 12日から一部で開始
新型コロナウイルスのワクチン接種が、65歳以上の高齢者を対象に12日から、一部の自治体で始まります。
ワクチンの接種はこれまで医療従事者に限られていましたが、これが一般に拡大されることになります。対象となるのは、国内の65歳以上の高齢者3600万人ですが、国が第1弾として自治体に配布できたワクチンは合わせて接種およそ10万回分にとどまっているため、12日からの接種は、まずは一部の自治体で限定的に始まります。
優先順位は、高齢者施設から先行して行うところや接種予約の先着順に行うところなど自治体によって異なっています。
ファイザー製のワクチンについて政府は、6月末までに対象となる国内の全ての高齢者が2回接種できる量を確保できるとしています。