都倉新文化庁長官「文化芸術を救済したい」
今年度から文化庁の長官に就任した都倉俊一長官が取材に応じ、コロナ禍で苦しむ文化芸術を救済したいと、力強く語りました。
文化庁・都倉俊一長官「僕が一番危惧するのは、これから日本の文化芸術を、みんな頑張っていこうというときに、担い手がいなくなっちゃうってのは、一番あってはならないことだと思います」
都倉長官は、支援のスキームを組んでいるものの、手続きが煩雑であることなどを指摘し、「ぜひ頑張って、このコロナを乗り越えてもらい」「支援がスムーズにいくよう、交通整理をしたい」と述べました。
また、日本文化の世界への発信については、「音楽やエンターテインメントは、まだまだ世界から遅れている。国も一体となって、1つの大きな文化産業として育てていくことが、これから絶対必要だ」と語りました。