聖火リレー 沖縄本島の公道ルート全て中止
5月に沖縄県内で行われる東京オリンピックの聖火リレーについて、沖縄県の実行委員会は、16日、沖縄本島内の公道を走るルートを全て中止するなど、縮小した実施案を公表しました。
沖縄県の聖火リレーは、来月1日と2日に、那覇市や石垣市など14の市町村で行われる予定でしたが、そのうち九つの市が「まん延防止等重点措置」の対象となっているため、沖縄県は組織委員会に縮小案を申請し、16日、承認されました。
縮小案では、沖縄本島内の公道を走るルートは全て中止し、1日は名護市の名護市民会館周辺、2日は糸満市の平和祈念公園で無観客で実施します。また、離島の石垣市、宮古島市、座間味村では当初の予定通り実施しますが、島外からの観覧は自粛を求めます。
玉城知事は会見で、「楽しみにされていた県民の皆様には、大変申し訳ありませんが、インターネットのライブ中継でご覧いただければと思います」などと述べました。