“まん延防止”後初の日曜 都内の人出増加
「まん延防止等重点措置」が適用され、初めての日曜日となった東京都では、1週間前と比べた日中の人出が、多くの地点で増加したことがわかりました。
小池知事は18日、政府への緊急事態宣言の要請を視野に、検討を急ぐ考えを明らかにしましたが、都の関係者によりますと、感染者数や変異株の広がり次第では、早ければ今週後半にも要請を判断する考えです。
こうした東京都の姿勢に、通勤客からは――
通勤客「だんだん(新型)コロナにかかる人が増えてきてる状況では、仕方ないのかなとは思ってます」「(感染者は)大阪の状況を見ても、東京も増えてるじゃないですか。緊急事態宣言出してくれたほうが、安心というか」
一方、携帯電話の位置情報の解析によりますと、都内の18日午後3時の人出は、先週と比べると、渋谷センター街ではマイナス16.9%減少した一方で、浅草駅ではプラス39.0%、吉祥寺駅ではプラス11.3%と、公開されている22地点のうち、13の地点で増加しています。
また、18日、過去最多の1220人の感染者が確認された大阪府でも、多くの地点で人出が増加しています。