感染拡大で 大阪府に看護師約70人派遣へ
新型コロナウイルスの感染拡大で看護師が不足している大阪府へ政府が看護師およそ70人を確保し、順次、派遣することがわかりました。
萩生田文科相「即戦力になるICU(集中治療室)対応者を選ばせてもらいました。一部の看護師は昨日からもう大阪に入って活動していただいております」
萩生田文部科学大臣は、医療のひっ迫が深刻化している大阪府へ派遣するため、22の大学病院から35人の看護師を確保したことを明らかにしました。
文科省が、コロナ対応で看護師の派遣を要請するのは初めてです。厚生労働省の所管の病院などにも呼びかけられ、政府全体ではおよそ70人の看護師を確保したということです。
看護師不足から病床を活用できていない、大阪市の「大阪コロナ重症センター」などへ順次、派遣される予定です。