４都府県に３回目となる緊急事態宣言が出されるのを受け、全国知事会は２４日、国への緊急提言のとりまとめを行っています。

２５日から東京や大阪など４都府県に３回目の緊急事態宣言が出されることになったのを受け、全国知事会は２４日、オンラインで国への緊急提言について意見を交わしています。出席した知事からは、全国的に猛威をふるう変異株への危機感をあらわにする発言が相次ぎました。

三重・鈴木英敬知事「変異株は極めて強烈です。感染力が１．３倍、１．４倍と言われますが、肌感覚ではそんなものにとどまりません。すぐにクラスター化する」

岡山・伊原木隆太知事「これまでの対策が次々と破られる変異株を相手にしている」

国に対する提言案では、「ゴールデンウイークを含め都道府県境をまたぐ移動を慎重に行うこと」「特に感染拡大地域からの帰省や旅行は控えるよう国が強力に呼びかけること」や「地域の実情に応じた大規模なＰＣＲ検査の実施」などを求めています。