JR福知山線の脱線事故16年 追悼の催し
JR福知山線の脱線衝突事故から25日で16年を迎えます。24日、事故現場では、遺族らによる追悼の催しが行われました。
600本のろうそくで形作られたのは、「2005年4月25日わすれない」とのメッセージです。「4.25追悼のあかり」は、遺族の有志が事故の風化を防ぎたいと6年前から始めたもので、事故現場に整備された追悼施設「祈りの杜」で行われました。
遺族やボランティアらは、追悼の思いをしたためたろうそくに火をともして、犠牲者に祈りをささげました。
義理の弟を亡くした上田誠さん「忘れてはいけないし、忘れてほしくない。それは、また同じような事故が起こってほしくないということ」
25日に開催予定だった追悼慰霊式は、緊急事態宣言を受け、去年に引き続き中止となっています。