工事車両の運転手「深く後悔」台湾脱線事故
台湾の特急列車の脱線事故で、列車が衝突した工事車両を運転していた男性が、「深く後悔している」と謝罪しました。
乗客ら50人が死亡した脱線事故の現場では4日、車両の搬出作業などが行われました。損傷が激しい遺体もあり、今もDNA鑑定などで身元の特定が進められています。
警察当局は、サイドブレーキがかかっていない工事車両が線路に滑り落ち、そこに列車が衝突した可能性があるとみています。
その工事車両を運転していた男性は4日、涙を浮かべて謝罪しました。
工事車両の運転手「深くおわび申し上げます」
この男性は3日、報道陣の問いかけに「サイドブレーキをかけた」と話していて、今後、原因究明の焦点となりそうです。